海運プラザ クローズアップ明和

第2回乗船研修レポート 「Vol.2 潮岬」

明和海運では、陸上社員の入社後研修の一環として、1~2週間程度の乗船研修を実施しています。海上業務や船舶環境への理解を深め、海上社員と陸上社員の円滑なコミュニケーションの実現を図る上で、新入社員教育の中でも重要な研修と位置付けています。

今回は、平成23年7月に入社した永田部員が経験した乗船研修のレポートを4回に分けてご紹介します。

クローズアップ明和流れ


vol.2 潮岬

~潮岬~

早朝から、○×岬・□△埼などの地名が飛び交います。船舶のオペレーションは、船舶の動静(現在位置)を確認することからはじまります。
その動静確認の際に、ランドマークとして、様々な岬の地名を使用します。

今回ご紹介するのは、紀伊半島南端の 和歌山県 東牟婁郡(ひがしむろぐん)串本町(くしもとちょう)にある潮岬です。

和歌山県 東牟婁郡(ひがしむろぐん)串本町(くしもとちょう)潮岬

紀伊大島と並び、熊野地方を代表する観光地とのことで、吉野熊野国立公園の一部です。日本でも有数の台風進路で、台風の位置をアナウンスする際の、ランドマークにされることが多いです。

また、潮岬には灯台があり、その歴史は意外と古いです。
1873年(明治6年)9月15日 潮岬灯台が開設されています。

陸上から見た潮岬灯台はこんな感じです。とても大きく感じますね!!

灯台と言えば、夜間は光を放ち、付近を航行する船舶にとって、重要な位置情報を提供する施設です。
また、灯台によっては光り方が違います。潮岬灯台の灯質は、単閃白光 毎15秒に1閃光です。これは、15秒に一回白く光るということです。今回は、昼間に通過しましたので、光っている姿は見ることができませんでした。

陸上から見た灯台の姿と、海上から見た灯台の姿は大きく印象が違います。

海上からはこんな感じに見えます。双眼鏡が無いと確認できないです・・・。

実際に、船舶が航行する際の、陸地との距離感はご覧のとおりです。
以外と陸地は小さく見えます。

潮岬を背にして太平洋を眺めると、白波がたっています。

潮岬では、風の影響・黒潮の影響を大きく受けます。その日、その時間で、大きく条件が違います。潮岬を越せるか、越せないのか・・・。運航ダイヤに大きく影響してきます。
また、気象条件が変わりやすく、行ってみないとわからない難所です。

私個人としては、かなり船も揺れ、時化ていると感じていましたが、ベテランの小山船長のお話では、まだ条件は良いとのことでした。
しかし、前後左右に大きく船が揺れ、黒潮と風の力の強さを、あらためて感じる機会となりました。

(周囲の船舶も波に揺られています)(波しぶきが凄いです!!)

乗船前の自分自身の感覚では、陸上から海を眺めた際、どんなに風が吹いている状況でも、『白波がたっているな~。』程度にとらえていました。
しかし、乗船後の今となっては、風が吹いて白波がたてば、『船はかなり揺れているのだろうな~。』と想像してしまうくらいです。

次回第3回は、皆さまご存知の、瀬戸内海を跨ぐ大きな橋をご紹介致します。

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