海運プラザ クローズアップ明和

第5回明和船団オーナーズ

明和海運では、自社で所有している船舶(4隻:注)と船主(オーナー)から借りて運航している船舶(13隻:注)によって、明和船団を構成しています。(注)2012年7月現在

このコーナーでは、明和海運のファンネルマークを付けた船舶を所有し、荷主様のご要望にお応えすべく、高い運航品質の維持に取り組んでいる明和船団のオーナーを数回に分けてご紹介します。

日松汽船株式会社 代表取締役 松井 正之 さん

【会社概要】

会社名 
: 日松汽船株式会社
所在地 
: 岡山県備前市日生町日生241-19
社 長 
: 代表取締役 松井 正之
所有船舶 
: 興宝丸(こうほうまる)
興宝丸(こうほうまる)

~オーナーへの道~

オーナーへの道

私は、大多府島(おおたぶじま)の出身で、家業は父の代から海運業を営んでいました。
ですから、オーナーになるきっかけというものがあった訳ではなく、そういう家系に生まれ育っていたので、ある意味必然で、他の選択肢があるとかはあまり考えていませんでした。
小・中学生の頃は、正月でも船に乗ったりして父の仕事の手伝いをしていたので、こんなに休みがない仕事

はしたくないなと思うこともありました。当時は戦後の狭間で、教育よりも労働力を必要としていた時代でした。私は高校・大学と進学することができましたが、高校生の時から、既に父の会社で仕事をしていました。学生服の替わりに「松井汽船」の札が付いたシャツを着ていましたし、その恰好で大阪に行き売船の仕事をしたりと、高校・大学生時代に海運業のキャリアを確実に積むことができたと思います。 大学卒業後は、そのまま父の会社である「松井汽船」に入りました。昭和48年に父が「日松汽船」を設立し、同社の専務取締役に就任しました。私が結婚した25歳の時でした。
社外では、青年会議所の理事長や日生町議会の議長を務めるなどして、海運業以外の多くの方々と接し、彼らの行動(選挙や政治等)を見ることで刺激を受け、それと同時に視野が広がり、船の世界だけでなく色々な事業のことを考えるようになりました。
私は、37歳の時(昭和60年)に同社の代表取締役に就任しましたが、次第に自分でビジネスがしたいという思いが強くなり、青年会議所が定年となる40歳の時(昭和63年)に父にのれん分けをしてもらい独立し、現在に至っています。

~大切にしていること~

大切にしていること

人を騙さないこと、ウソをつかないこと。そして、出会いを大切にしています。
自ら出て、出会いがあり縁が生まれます。色々な人と出会い、話を聞き、否定しない。コミュニケーションはとても大事です。
青年会議所の理事長や日生町議会の議長をしていた経験から、コミュニケーションを広げることで、多くのことを得られることを実感しています。
また、私は100点を取ろうとは思いません。自分の立場で、問題を出す人か、答える人か、採点をする人か、割り切らなければいけません。それができない人は自分で100点を取ろうとする、納得し

ようとします。友達は、それはそうだと言ってくれる人たちを求めてしまいます。それでは自分の世界が広がらず、考え方が固まってしまいます。そういう人が最後に失敗しているのを見てきました。
最後は、人と人、信頼関係が一番であると、この年になって辿り着きました。
この年だから、ごまかす術も知っていますが、ごまかした結果も知っています。そして、それで失敗してきた人をたくさん見てきました。だから、私はそんなことはしないと決めています。
人を騙したり、いつも腹の探り合いをしたり、信頼関係のない仲は、長続きしないし、そんな関係は寂しいし、そういう人生は楽しくないでしょう。
私は、自分にも他人にもウソをつかない、楽しい人生を送りたい、そういう人生でありたいと思っています。

~オーナーってどんな人?~

オーナーってどんな人?

歯に衣を着せない、物事をはっきり言うタイプで、裏表がない人です。
仕事などで私達を叱った時も切り替えが早く、後に引きません。
それでいて、情にはとても厚い人なので、私達にとっては、話がしやすく、困った時は相談もできる、頼りになる社長です!

~オーナーさんのとっておき!~

オーナーさんのとっておき!

日生の魚好きの定番、「ダイチョウ(大丁)の煮つけ」がお薦めです!

全国的にはヒイラギと呼ばれており、ダイチョウという呼び名は、岡山県日生(ひなせ)の呼び方です。けっけとも言います。
比較的簡単に釣れるため商品価値がないのかあまり市場に出回っていません。
5cm程度の小さな魚ですが、煮つけで食べると淡泊で美味しく、特に肝は絶品です。(肝が肥っている時期のみ食べられます)

硬くて針のような骨ですが、うろこがなく、身離れがいいので食べやすく、小さい魚なので、20匹程度は食べられます。(肝も20回程度食べられます)
春と秋が旬で、春はさっぱりした味、秋には吸い物でも煮つけでも鍋一面にあぶらが浮き、土瓶蒸しでも結構いけます。この魚は壺網で獲れ、養殖はありませんので、全て天然です。ここ岡山日生の隠れた魚「ダイチョウ」はとっておきの日生の味です!

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