海運プラザ クローズアップ明和

第16回明和船団オーナーズ

明和海運では、自社で所有している船舶(4隻:注)と船主(オーナー)から借りて運航している船舶(12隻:注)によって、明和船団を構成しています。(注)2013年7月現在

このコーナーでは、明和海運のファンネルマークを付けた船舶を運航し、荷主様のご要望にお応えすべく、高い運航品質の維持に取り組んでいる明和船団の社長を数回に分けてご紹介してきましたが、今回で最終回となります。

Vol.12 西伸海運株式会社 代表取締役 小嶋 一喜さん

【会社概要】

会社名 
: 西伸海運 株式会社
所在地 
: 熊本県上天草市大矢野町登立12082
社 長 
: 代表取締役 小嶋 一喜
所有船舶 
: 明成丸(めいせいまる)
 ※明和海運(株)所有

~オーナーへの道~

オーナーへの道

昭和40年3月に中学卒業と同時に父が廻していた機帆船で大阪~油津の初航海に出ました。
家業は船乗りという家で生まれ育ち、父母が船で留守が多い中、祖父母が育ててくれました。近所もほとんどが船乗りでしたし、中学卒業と共に船に乗るのが仕事と思っていたので、その他の選択肢は全く考えていませんでした。

昭和48年8月に西伸海運株式会社を設立し法人化しましたが、それまでは父が個人で事業を運営していました。父と一緒に船に乗っていましたが、船上ではあまり話をした記憶がありません。私は長男でしたし、父と子の関係というのは、そういうものなのかもしれません。法人化して10年経った頃(昭和48年8月)、父が病気で倒れたため、社長を引き継ぐことになりました。私が33歳のときでした。当時、重油タンカーを自社船で運航していましたが、昭和60年4月に売船し、その時、その船を購入したのが明和海運でした。
昭和60年7月より、魚油(いわし)を輸送する船のマンニングの話があり、若かったのと、船に乗れる嬉しさもあり、未知の所、北海道~長崎の航路でマンニングを始めました。この時、出会った船主、オペレーター、そして代理店の方々に大変お世話になり、勉強もさせていただきました。この方々のご尽力で、ケミカルタンカーや液化アンモニア船等をマンニングさせていただき今日に至っております。
平成3年5月に、明和船団の船のマンニングの話があり、そこから明和海運との関係が始まりました。 明和海運は、昭和60年の売船時に取引をしている相手でもあり、ご縁とは不思議なものだなと感じています。現在は、明和海運の社船のマンニングをしており、同社と直接取引する関係になっています。明和船団の一員となってから今年で23年が経ち、長いお付き合いをさせていただいております。

~大切にしていること~

大切にしていること

我が人生、船があって、人とのつながりがあってのものです。今日の私があるのも、人と人のつながりであり、信頼関係があってのものだと、思っています。お世話になった方には、ご恩を返す。人を騙さない、裏切らない。そういうことを積み重ねて行くことで、信頼関係を築けるのだと思います。
今までのことを振り返ってみても、厳しい時期や苦しい時もありましたが、周りの方々にご支援をいただいたことで、何とか乗り越えてこれました。

事業をマンニングに特化して、一時期は5隻のマンニングで50名程度の船員を抱えていましたが、やはり一番気を遣ったのは配乗でした。人と人との関係が良くなければ、いい仕事はできません。
それは仕事であっても、普段の生活であっても同じだと思います。
40歳を過ぎてからゴルフを始め、人とのつながりも広がりました。これからも、船と人を大切にし、仕事もプライベートも充実した人生を送っていきたいと考えています。

オーナーってどんな人?

オーナーってどんな人?

見たままの真っ直ぐな人です。
今まで大変な時期もありましたが、つらい時や苦しい時に不思議と良いきっかけが生まれて、それを乗り越えていくことができました。とても強いツキも持った人だと思います。
主人は船、私は会計と役割分担がはっきりしていて、船のこと、船員のことは、全て主人の頭の中に入っています。 人から好かれるタイプのようで、主人から声をかけると人が自然と集まりますし、よく声もかけられるようです。今でいう癒し系なのかもしれません。船中心で友人のほとんどが船員だったので、私がゴルフを勧め、交友関係も広がり、下船中でも友人と出かけることが多くなりました。 ゴルフコンペでは、優勝やらホールインワンやら、色々なカップを持ち帰ってきて、ズバ抜ぬけて上達しているようです。

~オーナーさんのとっておき!~

オーナーさんのとっておき!

熊本名物の健康食「からし蓮根」がお薦めです!

からし蓮根(れんこん)は、今から約360年前(江戸時代)に病弱だった熊本藩主細川忠利のために発明された「健康食」です。
蓮根は増血剤として優れている上に辛子(からし)には食欲増進作用があるため、栄養食として病弱だった殿様に献上したのが始まりだったと言われています。また、蓮根を輪切りにした断面が細川家の家紋(九曜紋)と似ていたことから当時は門外不出の料理とされていましたが、明治維新からは一般にも製法が伝わり、熊本名物の一つとなりました。

ゆでた蓮根に、辛子と熊本名産の麦みそを練り合わせたものを詰めて、ころもを付けて揚げたもので、現在でも江戸時代の製法を受け継いでいます。蓮根のシャキシャキした歯触りと、ツーンとした辛子の味が、絶妙にマッチしていて、酒の肴にもぴったりです。熊本のおせち料理や冠婚葬祭の時には欠かせないものとなっています。
江戸時代から続く栄養食で一度味わうと不思議とクセになる、熊本名物「からし蓮根」を是非一度ご賞味ください。


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