海運プラザ クローズアップ明和

第19回新造船「明和丸」ができるまで「Vol.3 進水式~初荷式まで」

平成25年6月7日、弊社社船としては10年ぶりとなる「明和丸」が竣工致しました。
今回は、新造船建造にあたり工務監督を務めた船舶部次長の絹漉が「新造船「明和丸」ができるまで」を3回に分けてご紹介いたします。

クローズアップ明和 起工式~主機取り付けまで


Vol.3 進水式~初荷式まで

すべてのブロックが搭載され、それを繋ぎ合わせる溶接工事と喫水線下の設備工事が完了し、平成25年4月24日(水)弊社ならびに各荷主様、造船所関係者の皆様のほか、近隣住民の方々や子供たちに見守られ、(株)栗之浦ドック第二工場 第一船台に於いて、めでたく進水式を執り行うことが出来ました。

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進水式当日の天気予報は雨・・・・・一週間前の予報では進水式の行われる4月24日前後は晴れ、ピンポイントで24日だけが雨の予報で、しかもしっかりした雨マークでした。
それを知った(株)栗之浦ドックの女性職員の皆様が毎日ひとつずつカワイイてるてる坊主を作ってくださり、事務所の窓際につるして進水式当日の晴れを祈ってくださいました。

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それでも当日は朝から予報通りの雨・・進水式開始は16時、降りしきる雨の中、ドックの皆様が進水式の準備を進めておりました。 「雨の中の進水式かな~」そう思いながら監督室の窓から外を度々恨めしく眺めていたところ、強烈な晴れ男!栗之浦ドックの成瀬会長&てるてる坊主のパワーでなんと午後には雨が上がったのです。

来賓の皆様や近隣の方々がお集まりの頃には曇天ではありましたが、すっかり雨もあがり、いよいよ進水式が始まりました。

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進水神事や玉串奉奠、命名式、餅まき等に続きいよいよ支綱切断・・・明和丸が産声を上げる瞬間です。支綱切断の斧が振り下ろされ、明和丸が海に向かって船台を滑り降りていくのを待っていたかのように雲の切れ間から日が差し込み、光り輝く八幡浜の海に無事進水!!!
多くの方々に祝福され見守られ明和丸の進水式は無事に終了致しました。

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進水式が終わると船はすぐに就航と思われがちですが、実は進水式後にもまだまだ重要な工事が残されております。
明和丸は栗之浦ドックの岸壁に接岸し、進水式翌日から6月7日の就航をめざし約一か月半におよぶ船体・機関・電気・居住区等のあらゆる艤装工事が始まりました。

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5月中旬頃からは就航に向けての最終工程に入りました。
各機器・設備の試運転や効力検査、船体傾斜試験そして海上公試運転etc.
海上公試運転が終了するとカーゴタンク内の酸洗い工事そしてファイナルドック・・・
ファイナルドックとは就航前に船を再度入渠させ、船底塗料の最終塗装や船底の最終チェック等を行います。

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6月5日ファイナルドックを出渠し、翌6日に船長以下乗組員により初めて 明和丸を操船するオーナートライアルを行いました。
乗組員のみなさんは5月中旬に栗之浦ドックに集合し、艤装工事の立会いや 各機器の取扱い説明、操作指導を受けるほか、各居室に配備されたパソコンを使用してのパソコン研修、船用品の積込み等、日々忙しく過ごしました。

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そして6月7日(金)10:00より栗之浦ドック岸壁にて、めでたく引渡式が行われました。神事・玉串奉奠に引き続き、造船所ならびに船主代表による本船受渡書の交換、社旗交換等が滞りなく行われた後、船長の「それじゃそろそろ行くとしようかー!」のかけ声のもと離桟作業を開始し、造船所及び弊社の関係者に見送られ無事、初荷役地の千葉に向けて出港致しました。

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6月9日(月)明和丸は三井化学(株)市原工場岸壁に三井化学の皆様と弊社の関係者に迎えられ、ゆっくりと接岸した後、岸壁サイドに於いて初荷式を行っていただき、無事に初荷役が開始されました。

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(初荷式の様子)
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(初荷式後の船内見学の様子、左:キャビン内、右:甲板上)

以上が進水式から初荷役までのおおまかな流れとなります。

就航から約3ヶ月半、明和丸は順調に西へ東へお客様の製品を大切に安全に運び届けさせて頂いております。 今後も明和丸が弊社のフラッグシップとして活躍し続けることを祈念して3回にわたり掲載させて頂いた“「明和丸」ができるまで”を終了致します。

最後になりましたが、明和丸を建造して頂いた株式会社栗之浦ドックの成瀬会長、成瀬社長をはじめ職員、協力会社の皆様に心から御礼を申し上げます。 本当にありがとうございました。

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