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第50回ケミカルタンカー大解剖(総トン数499t型)

船には安全な航海、安全な作業を行う為に、様々な構造、設備・機器が装備されています。ここでは499t(総トン数)型内航ケミカルタンカーを大解剖して、構造、各設備・機器の名称を紹介し、その役割についてご説明します。

Vol.7 荷役配管(カーゴライン)、ケンペラーホース、荷役バルブ

1.荷役配管(カーゴライン)

カーゴタンクの内圧の変化を、ブリザー弁を介して調整する為に設けられた空気等の不凝縮ガスが通る吸排気管。
また、カーゴタンク内の通風換気を行う際には通気管としても使用する。 ベントポストとは各カーゴタンクのカーゴベント配管を集合させ、荷役甲板上に直立に敷設した配管で頂部先端にフレームアレスターを装備している。

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フレームアレスター

カーゴベント配管の途中に装備されたカーゴタンクの内圧を調整する安全装置。
カーゴタンクへ貨物液を受入、または払出をする際や、大気温度、大気圧の変化により、カーゴタンク内の圧力に上昇・下降の変動が生じた場合、それによりカーゴタンクやカーゴタンク付属配管が破壊されるのを防ぐ為に自動的に吸排気を行い、 カーゴタンクの内圧を調整する機能を持つバルブ。
また、カーゴタンク内の貨物液のベーパーロスを軽減させる役目も有する。

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フレームアレスター

ベントポスト頂部先端に設置された逆火防止安全装置。
クリンプメタルリボンと呼ばれる渦巻状の火炎セルエレメントが円筒形の外筒内部に装備されており、通常は不凝縮ガスを通過させるが、外部で火炎が発生した場合はベントポスト内への火炎の浸入を阻止し、その火炎が火災または爆発の着火源となるのを防止する装置。

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