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第54回ケミカルタンカー大解剖(総トン数499t型)

船には安全な航海、安全な作業を行う為に、様々な構造、設備・機器が装備されています。ここでは499t(総トン数)型内航ケミカルタンカーを大解剖して、構造、各設備・機器の名称を紹介し、その役割についてご説明します。

Vol.11 可燃性ガス・有毒性ガス等の検知器、マリンスパレスター、高圧式CO2消火装置

可燃性ガス、有毒性ガス等 検知器

ケミカルタンカーには固定式可燃性ガス検知器が設置されており、カーゴポンプルームや機関室等、可燃性ガスが滞留する可能性がある場所でのガス検知を常時行っている他、乗組員が可搬式可燃性ガス検知器、可搬式有毒性ガス検知器または検知管式測定器、可搬式酸素濃度測定器を用いてカーゴタンク内やその周囲等の危険区域においてそれぞれのガス検知ならびに酸素濃度測定を都度、行っています。

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マリンスパレスター

ケミカルタンカー等、危険物運搬船の主機関等から排気管を通じて排煙と共に排出される火の粉によって火災や爆発事故が発生するのを防ぐ目的で各排気管の途中に装備されている火の粉排出防止装置。

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高圧式CO2消火装置備

高圧式CO2消火装置はあらゆる航海条件下においても安全確実に作動するように設計製作されたものであり、機関室・ポンプ室・貨物区域等の密閉された区域を対象として設置している効果的な消火装置です。

CO2容器室に格納されているCO2ボトルから防護区画の噴射ヘッドまで鋼管により接続されており、消火すべき区画を選択弁により選択し、その密閉区画にCO2を一挙に放出し、窒息・冷却効果により消火を行う固定式消火システムです。

また、この装置にはCO2放出警報スイッチが装備されており、CO2放出区画で消火作業等を行っている人への退避警報を発するようになっています。

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