海運プラザ 海運豆知識

第8回

船が実施する検査の種類とは?

船の検査には、法律で決められている検査(定期検査・中間検査)と船主が任意で実施する合入渠(あいにゅうきょ)があります。今回は、船で実施する検査の種類についてご紹介致します。

1.定期検査

船舶安全法で定められた設備(船体、機関、排水設備、操舵、揚錨設備、消防設備、航海用具等)について5年に一度開放検査を定められたもので、船級協会の検査員が確認した上で、検査に合格すれば「船舶検査証書」が発行されます。新造船建造時が第一回の定期検査となり、以降5年毎に実施します。船体外観検査や板厚測定(船齢15年経過)が必要となるため、入渠して船体を完全に浮上させる必要があります。

2.中間検査

検査内容は定期検査とほぼ同じですが(大きなところでは主機の軸抜き出し工事が不要)実施時期は定期検査と定期検査の間に一度受検する必要があります。定期検査実施後、1年9ヵ月から3年3ヵ月の間に中間検査を受けます。(下図参照)

3.合入渠(あいにゅうきょ)(合ドック

定期検査と中間検査のあいだに実施するドックです。検査ドックではないのであくまで船主の自主的な修繕ドックになります。故障の少ない新造船時には船底塗料を2.5年仕様で塗布している場合は割愛する場合もあります。(船社により船底塗料の仕様に差はあります) ただし、船舶は通常1年を経過すると、船底は海洋生物によってかなり汚れ、船速低下により燃料消費量が増加するため、船底塗料の塗り直しと各部の定期点検の意味でドックインすることが多くなっています。

【検査ドックの間隔】

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