海運プラザ 海運豆知識

第23回

タンク洗浄(清掃)の種類

ケミカル汎用タンカーのカーゴタンク洗浄方法は、前航貨物と次航貨物の種類、タンク及びパイプラインの材質、形状等により異なっております。タンク及びパイプラインに付着した貨物は適切な洗浄をおこなうことで除去することが出来ます。タンク清掃は次の(1)~(6)の方法があり、通常、これらを組み合わせて行います。

  • (1)清水洗浄
  • 清水は最も一般的な洗浄に用いられるもので、洗浄用ホースまたは洗浄機械を通してカーゴタンク内に射水し、汚れたタンク表面を水で洗い流し洗浄する。
  • (2)蒸気洗浄
  • 前航の積荷あるいは次の積荷特性により蒸気蒸しが行われる。ボイラーの蒸気をカーゴタンク内に噴出し、タンク表面を蒸気で蒸して洗浄する。蒸気蒸しは凝固性、高粘性、着臭性などの物質を除去するため、また次航積荷の品質確保などのために行なう。
  • (3)洗剤洗浄
  • 洗剤効果を促進するため、少量の特別な洗剤を水に加えた洗浄水を洗浄用ホースまたは洗浄機械を通してカーゴタンク内に射水してタンク表面を洗浄する。洗剤洗浄は清水では洗浄の難しい高粘性物質などを除去するために行なう。
  • (4)温水洗浄
  • 温水洗浄は、清水では洗浄の難しい凝固性や高粘性物質などを除去するために行なう。
  • (5)通風洗浄
  • 前航の積荷あるいは次の積荷の特性などにより、通風洗浄を行なう。通風洗浄は、通風洗浄が認められている物質は通風洗浄装置を使用して行う。
  • (6)共洗い洗浄
  • パイプラインは、バルブの繋ぎ目、ラインの起伏等により前荷が残留し易くこれらの確認も困難であるため、またカーゴタンク、ライン等に無機塩化物が付着しているのを除去するため、品質管理の厳しい積荷の場合には、積荷の製品で洗浄する。

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