海運プラザ 海運豆知識

第25回

錨泊について

アンカー(錨)の主目的は、投下したアンカーの把駐力によって、船を停泊させることであり、アンカーを使用して船を停泊させることを錨泊といいます。船を停泊させるときの主な錨泊方法は次の通りです。

(1)単錨泊
船が1つの錨を投じて錨泊する方法で、錨泊海面に余地があるか一時的に錨泊する時に行ないます。
単錨泊は、投錨操作・操船が容易であることと、荒天など必要に応じ他の錨泊法に変えやすい等が上げられます。

(2) 双錨泊(2錨泊)
2つの錨を使用する方法で、狭い港内で船首の振れまわりを抑える場合の他、一方向からの風潮が強い泊地や、荒天のときに行ないます。
双錨泊(2錨泊)は、錨泊海面が狭くても行なえ、2つの錨を使用していることから強風化においても、走錨しづらい等の利点がある一方で、錨鎖が絡みやすい、投揚錨作業に時間がかかるなどの欠点もあります。

(3) 振れ止錨
単錨泊に加え、もう片方の錨を水深の1.25倍~1.5倍程度錨鎖を伸出させる方法です。振れ止め錨を使用する利点は,風向が変化しても、船は振れ止め錨を引きずって風に立つので,振れ回りが抑制されて安定した姿勢を保持することができます。

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