海運プラザ 海運豆知識

第39回

舟と船、港の漢字の由来

「舟」は丸太をくりぬいた丸木ぶねの形がそのまま文字になったといわれています。また、「船」は「セン」という読みかたが「くりぬく」という意味の文字につうじるといわれ、舟と同じように丸木ぶねがもとになっています。
ふねをあらわす漢字には舟、艇、船、舶などたくさんありますが、どの漢字も意味は同じです。現在は船の大きさによって漢字をつかいわけています。舟はごく小さく人の力で動かすふねです。艇は小型のふねで短艇、艦艇などとつかわれます。船は小型から大型のものまでもっとも広くつかわれています。舶は大型のふねを意味します。ですから船舶というと、小型から大型まですべてのふねをさします。
港ということばは、古い時代には津、湊、泊などと、場所や役割によって呼び名がちがっていました。津は水をあらわす「サンズイ」と、進むという気持ちをあらわす「聿」をあわせたもので、川の渡し場の意味でつかわれ、中国から伝わりました。湊はいくつかの水路が集まってくる場所をあらわします。泊は水の浅いことをあらわし、船が岸につきやすいという意味があります。港は「サンズイ」と町なかの道をあらわす「巷」をあわせたものです。水上の通路、のちに水路のある町、港をあらわすようになりました。

舟と船、港の漢字の由来

(公財)日本海事広報協会「海と船なるほど豆辞典」から引用

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