海運プラザ 海運豆知識

第67回

航路について

自動車における道や飛行機における航空路と違い、そこしか走ってはならないと決められているわけではないのが海上交通の特徴です。自由に走れるとは言っても、喫水の深い大型船が浅い海を走ることはできないように、船のサイズによって自ずと走れるエリアは限定されます。

また、無駄な燃料を使わないよう、どの船もなるべく最短距離で走るルートを選択しようとします。そんな訳で、実際には多くの船が通るルートが自然に決まります。それが航路と呼ばれます。

海上交通で最も基本的な情報を提供するものが海図です。海図には、海岸線と水深(底質)、それに灯台や灯標、ブイなどの物標、さらに暗礁や定置網などの障害物が記されています。

また、船が走れないはずの陸上の様子も簡単に書かれているのは、地形が自船の位置を確認するための目標となるからです。

海図上のところどころに書かれている方位を示すコンパスローズは、船上から見える物標に対する方位角を測定して自船の位置を決定する作業をやりやすくしています。コンパスローズは二重になっており、内側の目盛りは磁石の方位、外側の目盛りは真方位を示しています。これは、地磁気の北極が地球の真の北極とずれているため、磁石の方位が真方位と異なっているためです。船の操舵室には、海図が必ず備えられており、最近では海図の電子化も進んでいます。

写真1

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