海運プラザ 海運豆知識

第68回

天気図のおいたち

日々の天気図が発行されるようになったのは、比較的新しく、今からわずか百数十年ほど前の19世紀中半を過ぎてからと言われております。そこに至るまでの経緯には、まず暴風雨の移動の発見がありました。

それまでは一地点での観測にしかすぎませんでしたが、何か所かの観測の比較を手紙のやりとりで行なっているうちに暴風雨は突然にその地で発生し、被害をあたえるのではなく、移動していくことがわかったのです。

最初にこれを発見した人は、1703年に暴風についてのべたアメリカのフランクリンということになっていますが、遡ること1679年に山鹿素行(やまが-そこう)が8月27日播州赤穂を襲った暴風が、江戸では翌日の夜中から吹き出し暴風雨の移動についての記述があり、注目に値するところではあります。

その後、1819年にドイツのブランデスがはじめて等圧線を用いた天気図を表しましたが、この天気図は25年以上も昔の資料が使用されつくられたもので、実際の予報には使用できませんでした。

現代は、気象衛星ひまわり、世界各国からの情報、気象ロケット、気象レーダー、飛行機及び船舶等からのデータが気象資料自動編集中継装置(アデス)に集められ自動的にコンピュータに入力され、このデータを基にTVや新聞でよく見かける地上天気図や、上空の大気の状態を表した高層天気図が作成されています。

参考:世界で毎日の天気図が発行されるようになった年

参考:世界で毎日の天気図が発行されるようになった年

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