海上職
明和フリートオーナー
尾田 房次
第三東明丸 機関長
東明汽船有限会社
Interview 1
子供の頃、将来思い描いていた自分
私の家は代々、漁業関連の職業に携わっていました。その為、私も小さい頃から漁業関係の仕事に就くものと思っていました。しかし、親戚、従兄弟、兄など皆、工業高校の機械科に進学したため、私も成り行きで工業高校に入学することになりました。
私も機械科でしたので、卒業後は自動車関連の整備しになるものと思っていました。
ご縁があり、機関士という仕事を選び、現在に至っていますが、自分がまさかタンカー船の機関長になるとは思ってもいませんでした。
Interview 2
仕事への思い・やりがい等について教えてください。
何より、安全航海、安全荷役を心掛けています。船の上では、エンジンやポンプが 異常なく回って当たり前で、機関士とは、縁の下の力持ち的な存在です。日々の点検整備異常や故障の早期発見、早期対処、在庫部品の管理など、やらなければならない仕事は沢山あります。
異常や故障を発見したら、まずは慌てないこと。部品の有無、工具の用意、修理のやり方など、自分だけの考えに囚われずに、スタッフの意見も聞き、相談して行うようにしています。
Interview 3
プライベートはどんなことをして過ごしていますか?
私は自分の漁船を所有していますので、天候の良い日は、船釣りで甘鯛とかレンコ鯛、夜釣りではイカなどを釣りにいきます。
他には、船のプラモデル製作もします。塗装まで手掛けるので、一つの船を完成するのに2年程度を要することもあります。
あとは、息子夫婦に子供が生まれたので、たまに里帰りをしています。もっぱらは、孫の遊び相手で、下船休暇時の楽しみの一つになっています。