バルバスバウ(球状船首)
船が水中を進む時、船首が水面を押しのけて進むことによって波(引き波)が生じ、造波抵抗となります。バルバスバウ(球状船首)は、この引き波による造波抵抗を軽減するように設計されております。 水面下で船首から突き出しているバルバスバウに水流が当たることで波が生じます。この波と先述した引き波がお互いに打ち消し合って船首から波が立たなくなり、造波抵抗を少なくすることができ速度向上や燃費低減に繋がります。
本文出展・挿入図出展:「日本財団 図書館」
https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2000/00200/contents/003.htm